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事件は悲しみの調べ 『万能鑑定士Qの事件簿III 』 松岡圭祐 感想

☆大分類:本 本:万能鑑定士Q
万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)

 

あらすじ

人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデュー サー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返していた。凜田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして西園寺に挑む。

 

感想

今回は『音』にフォーカスした、某T・Kを彷彿とさせるお話。店の売上、テストの点数、ねずみ講、南国のノロウイルスと全く関連性のない事件が、全て西園寺の作戦であったことは恐れいった。

 

音楽業界の人で、80~90年代を経験している人は、こういった感覚は分かるじゃないかな。過去の栄光、とくに音楽バブルを経験した人は、華やかさが段違いだし。今の時代、それこそCDだけじゃ売れないから、サブビジネスに手を出す人も多いし。

 

ただ、すべての事件が『音』に必ずしも関わっていたわけではないので、それが残念。折角なら統一したほうが面白みがあったかもしれない。

 

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